性差医療

インターセックス

インターセックス

エンブリオ”を読んでないのですが最近読みました。
すごく考えさせられる!
薬のチェックとかは男性に使った臨床データがほとんどみたいな話とか。
「男」と「女」にすべてを分けることに無理がある!という考え方
この本を読むと非常に納得させられます。

今日放送していた「ガリレオ脳研」という番組で、
「おととしくらいに男と女の脳の差は非常に大きく、
業界ではもはや別物として扱われている」という話が面白すぎた。
女性の脳のほうが左右のバランスがよく、発達しているのだそうだ
男性のほうがナイーブに一つのことにハマりやすい傾向があるのはそのためだろうか?

メンタル医療にも性差は必要なのかもと思う。

男性の抱えやすいメンタルの問題、
女性特有のメンタルの問題。

前者は20代のころの鬱積や社会的なプレッシャーへの対応、
後者は月経症候群や妊娠出産にまつわるもの等々。
そしてまた両者において過剰な「男らしさ」「女らしさ」の認識障害…。
いろいろ考えられるなあ(;´Д`)

こういう話、すごく個人的には興味津々で
まじめに熱く語ってみたいのだけれど
「精神科に通院している」という言葉の破壊力の前には
穏やかな研究や落ち着いた議論なぞあり得ませんな

心療内科」っていうとまだちょっと柔らかいんだけど…。
イメージとしてはセルフコントロールクリニック的な感じなのだが
もうちょっと怖くない言い方が広まればいいと思う。

普及には名付けも重要だよね
イクメン」とか、誰が考えてるんだろうなあ